看護の質向上への取り組み

 梅のつぼみも膨らんでまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 今月は、看護の質向上に向けた取り組みとして、定期的に開催している病棟勉強会についてお話したいと思います。

 回復期リハビリテーションとは、急性期を脱し在宅復帰を目指すために行われるリハビリテーションです。患者様がご自宅に帰って有意義に過ごせるよう医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、介護福祉士、薬剤師、栄養士、社会福祉士など多くの職種がチームとなって、リハビリ環境を整え心身の機能維持、改善、向上を目指しています。

 そこで私たちは、各職種それぞれが講師となり、知識を深めることで安心してリハビリに励めるよう勉強会を開催し知識の向上に努めています。

 今年度は、以下のような勉強会を開催しました。

バランス評価(BBS) うつ病の看護
危険予知 分かりやすい看護記録の書き方
正しいオムツの選び方と着用方法 正しい薬の使い方と使用上の注意

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 患者様の情報共有をしながら、患者様に合った看護が提供できるようにスタッフ一人一人が知識を深めています。

 これからも患者様が笑顔で過ごせるよう、お手伝いが出来ればと考えています。

 

退院支援について 家屋調査編

遅くなりましたが、

明けましておめでとうございます。

今年も、4階回復期ブログをよろしくお願い致します。

 

さて、今回は退院支援シリーズ最終回、『家屋調査』についてお話します。

入院中の在宅退院の患者様に対して、リハビリスタッフ、看護師、ケアマネジャー、福祉用具会社の方々が、患者様のご自宅へ訪問します。そこで、手すり(取り付けタイプ、置き型タイプ)の設置の検討や、浴室の椅子などの補助具等について、実際患者様に動作をして頂き、安全に生活できるか確認しています。
また、家事を行う患者様にはキッチンの動線確認、洗濯干し場の動線確認を行い、在宅退院に対して、不安なく退院してもらう為の退院支援の一環として家屋調査を行っています。

その後、病棟での合同カンファレンスを行い、情報を共有し、退院へ向けての支援を行っています。
(合同カンファレンスの様子は2020年6月の記事をご覧ください)
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家屋調査時、リハビリスタッフは左のような服装で伺います。

 

 

 

 

家屋調査報告書

 

面談時に、家屋調査報告書をご家族様・ご本人様にお渡ししています。

 

 

在宅退院した患者様が、その後笑顔で過ごせることをスタッフ一同祈っています。

以上、3回に渡っての退院支援シリーズはいかがだったでしょうか?
皆様のお役に立てれば幸いです。

退院支援について 介護技術指導編

 一年経つのは、本当にあっという間ですね。
みなさま、体調など崩されていませんか。
年の瀬も押し迫り、新年を迎える準備に追われている頃ではないでしょうか。
 

 本日は先月に引き続き、退院支援についてお話させて頂きます。
今回のテーマは「患者様・家族様への退院支援∼オムツの技術・指導∼」です。
 

 これからご自宅での介護の現実は…患者様や家族様は残った障害と向き合っていかなければなりません。不安はもちろん、復職や介護の心配など沢山の悩みを抱えいるでしょう。
私たち看護師は、その不安や悩みを少しでも軽減できるように、時間をかけて寄り添い、サポートする役割を担っています。
退院指導を開始するにあたり、私たちはまず情報収集から始めます。

流れとしては…
1.介護者となる家族様の生活時間を聴取
→何時にパットの交換ができるのか等を考える必要がある為です。

2.交換できる時間に合ったパットの選択・評価
→実際にどのようなパットが良いのかを病棟で話し合い、実際に評価し、皮膚への負担はないか、パットの漏れはないかなど評価していきます。

3.評価結果から、実際に介護者となる家族様へ指導を開始
→家族様が面会に来れる日時を聴取し、日程を組み立てます。

まずは独自に作成したパンフレットを用いて、実際に見て頂きます!(^^)!
 

一部ですが、実際に使用するパンフレットです。

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これらを用いりながら実際に行ってもらいますが、初回は見学から始めます(‘◇’)ゞ

 

この時、私たちスタッフは、退院後の生活がイメージできるような質問をするように心掛けています。

困っていることや不安なことを少しづつ引き出しながら、患者様・家族様一人一人に合わせた対応を心掛け、ご家族様が「大丈夫!!」「出来る!!」と確信が持てるまで対応させて頂きます(*^^*)
 

余談ですが…

当階には「オムツマイスター」が2名在籍しています‼
*オムツマイスターとは??
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エリエール社アテントのオムツの正しい使い方、選び方、当て方等の知識を研修で学び、習得した人であり、研修で得た知識を元に、我々スタッフや患者様・ご家族様のオムツに関する問題を解決に導いてくれる心強いサポーターであります‼
 

最後に…
 寒気の厳しい日が続きますが、手洗い・うがい、栄養ある食事と休息を心掛け、健康に十分ご留意し、穏やかな新年をお迎えください。

在宅退院に向けての内服管理方法について

夜寒が身に染みるころとなりました。冬もすぐそこまで来ています。深秋の候、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今回は『在宅退院へ向けての内服の管理方法』病棟訓練についてお話させていただきます。

 

内服管理って難しいですよね。正確に内服できない理由として、

①何の薬か分からない

②内服をしても変わらないと思っている

③副作用が怖い

④薬の種類が多すぎる

⑤飲み忘れる

などがあります。

そのため回復期リハビリテーション病棟では、内服管理の指導・訓練を行っています。

 

①と②に関しては、医師・薬剤師・看護師の分かりやすい説明が必要です。当院では薬剤師より、何の薬か、何のために飲むのか、理解できるよう患者様やご家族へ丁寧な説明を心がけています。

③に関しては、今までの副作用の経験や、TVやネットから得た情報など理由はさまざまです。当院では患者様の話しをじっくり聞き、医師・薬剤師と相談し適切に投与できるよう関わっています。

④に関しては、退院後の受診する医療機関は、なるべくかかりつけにするよう説明させていただいています。内服を一包化にしてわかりやすくしています。

⑤に関しては、お薬ボックス・お薬カレンダーなどがあります。患者様やご家族が管理しやすい方法をお伺いし、薬袋・お薬ボックス・お薬カレンダーでの自己管理を看護師の見守りから始め評価しています。

お薬ボックス

(利点)収納できる。曜日、朝・昼・夕・寝る前と仕切られている。

(欠点)ボックス自体の管理ができない人には不向き。

お薬カレンダー

(利点)目につきやすい。曜日、朝・昼・夕・寝る前とポケットが区切られている。

(欠点)壁など使用する場所がいる。

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患者様やご家族のライフスタイルに合わせて内服管理を指導させていただきます。

 

最後に、退院後の内服管理はみんなに頼ろう!

患者様やご家族だけの負担にならないよう、ヘルパーさん、デイサービスといった人の協力を得て管理することをお勧めいたします。

 

ADL拡大に向けた病棟での訓練について

木々の葉が色づき始めるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は『ADL(日常生活動作)拡大に向けた病棟での訓練』について紹介したいと思います。

 

回復期リハビリテーション病棟では1日最大3時間リハビリを行っていますが、リハビリテーション以外の時間にもADL拡大に向け個々に合わせた病棟訓練を行っています。

病棟訓練は主に歩行訓練・階段訓練・自主トレーニングなど行います。

担当セラピストにより病棟看護師へ訓練内容をレクチャーし、患者様の年齢や体力を考慮して1日の訓練回数を決めて実施しています。

 

訓練実施前に患者様へ声をかけ、リハビリ後の疲労や体調確認を行います。

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午前と午後に1回廊下歩行1往復訓練する患者様。

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2階分の階段昇降訓練を行う患者様。

 

 

自主トレーニングは廊下の手すりを使用し、スクワットや立ち上がり動作など個々に合わせた訓練を行っています。

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見守りのもとスクワット訓練中の患者様。

 

 

自主トレーニングは最初看護師見守りのもと実施し、訓練実施問題なければ各自で自主トレーニングを行っていただいております。

 

訓練中や訓練後も疲労感や体調の変化など確認し終了します。

 

 

 

以上で簡単ではございますが、ADL拡大に向けた病棟での訓練について紹介させていただきました。

 

秋も深まり朝晩冷え込んで参りました。インフルエンザを始めとする感染症には気を付けなければならない季節になってきました。今年は新型コロナウイルス対策もありますのでお風邪などお召しになりませんように、くれぐれもご自愛ください。