栄養科のご紹介

皆さま、こんにちは。先月のブログで、入院中のお食事についてご紹介させていただきました。

今回は、そのお食事を中心的に担当している栄養科のご紹介いたします。


はじめまして、管理栄養士の柏木です。

回復期病棟に入院される患者様の『お食事』と『栄養状態の管理』を担当しています(^ ^)♪

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今回は、入院から退院までの『栄養・食事管理』の流れにをご紹介します。

入院日には、管理栄養士が患者様のベッドサイドへ伺い、食品アレルギーの有無や嗜好、摂取しやすい食形態などについてお聞きします。

伺った情報や患者様の栄養状態をもとに、医師・言語聴覚士・看護師と食事の内容や栄養量を検討し、患者様おひとりひとりに合った食事をお作りしています。

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毎月の行事食には手作りの折り紙やカードを添えて…

栄養科スタッフが心を込めてお作りしています♪

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ちなみに今月の折り紙は、力作!『ほおずき』でした(*^^*)

ころん、とした形がかわいいです。

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食事の内容は、食事中にむせ込みや食べづらさがないか、量は足りているか、患者様の希望に沿っているかを確認し、体重や血液検査値などの経過を追いながら適宜見直しを行います。

効果的なリハビリを行うために必要な栄養をしっかりと摂取してもらえるように配慮しています。

糖尿病、腎臓病、高血圧症、脂質異常症などの疾患により食事療法が必要な患者様や、低栄養状態、嚥下機能の低下している患者様には、お家に帰られてからのお食事ついてアドバイスをさせていただいています。

食事は1日3食、365日ずっとずっと続くものです。食事療法が必要な方も、食べることを楽しみながら無理なく取り組みたいですね♪

病院食の献立のご紹介や、ご家庭での工夫のポイントも交えてご案内しています。患者様・ご家族様のご都合に合わせていつでもお受けできますので、ぜひお気軽にお声掛けください!

いよいよ夏も本番となり、熱中症や脱水症のリスクが高まる季節です。

こまめな水分摂取を心がけましょう!


ご入院中の患者様には、看護スタッフやリハビリスタッフ以外にも、たくさんの職種が関わらせていただいております。これからも、患者様を支える様々なスタッフをご紹介していきたいと思います!

回復期リハビリテーション病棟