安全唱和の取り組み

竹笹の色とりどりの七夕飾りに、夏の訪れを感じる季節になりましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。

当回復期病棟でも、短冊に願い事を書き七夕の飾り付けを行いました。皆さんの願い事が叶いますように。

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今回は、当病棟で行われている朝礼の様子を紹介します。

毎朝、安全唱和を行っています。

前年度の唱和は、「アセスメントを行い自己内服患者のインシデント減らすぞ よし👉」

達成目標は、「自己内服患者に関するインシデントアクシデントレポート件数を30%から20%へ削減させる」でした。毎朝、全員で読み上げ指さし呼称を行い、その結果、12.9%と減少し目標を達成することが出来ました。

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指差し呼称の効果は、

1.何もしない(2.38%)

2.呼称する(1.00%)

3.指差しする(0.75%)

4.指差し呼称する(0.38%)

指差し呼称すると、指を動かす動作・自分の声を耳で聞く事で、脳の覚醒がされ注意力が高まります。

誤りの確率が6分の1になる

と言われています。

例えば、「戸締り よし👉」「ガス止め よし👉」等、普段から指さし呼称を取り入れることで、

鍵の閉め忘れやガスの止め忘れを防ぐことができます。

皆さんもぜひ、実践してみてはいかがでしょうか。

今年度の安全唱和は

「アセスメントを行い転倒・転落予防しよう よし👉」です。

安全な入院生活を送れるよう、日々看護を提供しています。